電験三種は役に立たない?取得後のメリット5選!

第三種電気主任技術者
● 電験三種を取っても役に立たない?
● 電験三種を取ったら転職できるの?
● 電気主任技術者以外が電験三種を取るメリットは?
こんな疑問を持っている人は多いはず。

僕は2018年度に電験三種を取得しました。

仕事は配電盤メーカーの設計で、いまのところ転職はしていませんが、

「電験三種を取って良かった!」と思うことがたくさんあります。

電気主任技術者以外の方にも、電験三種取得は十分メリットがあります。

そこで、今回は電験三種取得後のメリットを5つ紹介したいと思います。

<span class="bold">とんぼ</span>
とんぼ

配電盤メーカー技術者の僕が、

実際の経験をもとに解説していきます!

メリット1:資格手当

僕の会社では、資格手当として月額3000円の給料が上がりました。

1年間で3000円×12ヶ月=36000円なので、結構おいしいです。

参考書代+受験料くらいはすぐに返ってきますよ。

<span class="bold">とんぼ</span>
とんぼ

ちなみに参考書代+受験料は会社支給も可能でしたが、

落ちたことを考えると、事前申請が嫌でした・・・

また資格手当は会社によって異なり、月額3000円というのは少ない方だと思います。

月額5000円~10000円くらいの会社もあります。

電験三種取得を目指している会社員の方は、一度調べてみてください。

受験料が会社支給の場合もありますので、事前に調べておくことをオススメします。

メリット2:電気的知識が身につく

電験三種では、電気の幅広い知識を勉強することになります。

これらの知識は電気主任技術者になったとしても、業務に直結しないとも言われており、電気的知識が直接仕事に生かせる人は、少ないかもしれません。

実際そうなんですが、電気業界で仕事をする限り、知らないより知っておいた方が良いと思っています。

その理由としては、以下の通り。

① 他分野の業者となんとなく会話ができる
② 知らないことへのハードルが下がる

① 他分野の業者となんとなく会話ができる

電気業界は発電~受電、またその先の使用機器まで色々な業種の会社が存在します。

電気の仕事をしている限り、色々な業種の方とお会いする機会があります。

<span class="bold">とんぼ</span>
とんぼ

正直、コミュ症の僕にはつらい

会話の最中は分からなくても、後で調べてみて「電験で勉強した内容や」ってことが結構あります。

例えば、僕は配電盤メーカーですので盤のことは分かりますが、変圧器の細かい話とかされると話についていけないわけです。

<span class="bold">変圧器メーカ</span>
変圧器メーカ

最近アモルファス変圧器とかどうですか?

<span class="bold">とんぼ</span>
とんぼ

アモルファス変圧器ね・・

うちは使ってないですね~ははは
(聞いたことあるな、後で調べよ)

「アモルファスって電験で勉強した内容や!!!」

これです。

このように少し知っているだけでも、仕事で受注に繋がるかもしれません。

② 知らないことへのハードルが下がる

どんなときに知らないこと、分からないことを調べようって思いますか?

僕は、まったく分からないことは調べようとは思いません。

調べてもその解説が分からないからです。

「部分的に分かるけど、ココが分からないから調べよう。」

こういうことだと思います。

電験三種の知識は、電気の色んなことを勉強します。

実際の仕事に比べたら、浅く広い知識かもしれませんが、電験三種の知識は本当に役に立ちます。

知らないこと、分からないことに対して、調べたら分かるかも・・・と思えるようになります。

実際調べたら電験三種で勉強した単語が出てくるので、これらがヒントになって問題解決できました!ってことがよくあります。

メリット3:会社での評価アップ

電験三種を取得すると、会社での評価が上がります。

もっと言うと、仕事の成果に関係なく評価されるようになります。

<span class="bold"> 上司 </span>
上司

最近頑張ってるらしいな~

<span class="bold">とんぼ</span>
とんぼ

ありがとうございます!
(電験三種取ったからかな・・・)

<span class="bold">上司</span>
上司

とんぼには色々経験してほしいから、
○○部に異動してもらうことになったから。

<span class="bold">とんぼ</span>
とんぼ

まじっすか・・・

実際、ここ2年で2回異動することになりました。

電験三種取るまでは異動なんて全く無かったのですが・・・

また今まで以上に仕事を頑張ったとかでも無いので、電験三種の力はすごい。

これが大企業だと電験三種取得者も多いらしく、そこまで注目されることはないでしょう。

しかし、中小企業では社内で持っている人も圧倒的に少ないので、価値のある資格と言えます。

このように、社内での異動や昇進によるキャリアアップが期待できます。

何より褒められるのは嬉しいし、取って良かったなという資格です。

メリット4:電気工事士の筆記試験免除

電験三種取得後は、電気工事士の取得をオススメします。

第一種電気工事士、 第二種電気工事士は、筆記試験と実技試験があります。

このうち筆記試験は、電気主任技術者の免状により試験免除とすることができます。

<span class="bold">とんぼ</span>
とんぼ

筆記試験免除→実技試験で
第二種電気工事士に合格しました!

さらに第一種電気工事士は、実務経験5年以上で申請により資格が取れちゃいます。(実技試験も不要)

ちなみに実技試験は、めっちゃ楽しいです。

僕のようなメーカ技術者は、実際の配線・圧着などをする機会は少ないんですよね。

実際触ってみたいなって方にはオススメの資格です。

メリット5:未経験でも転職可能

電気主任技術者募集(未経験可)といった求人は結構あります。

未経験でも転職可能なのは非常に魅力的です。

しかし、年収300万円程度が多く、収入が低いのがデメリットと言えます。

<span class="bold">とんぼ</span>
とんぼ

電気主任技術者には興味があるけど、収入が・・・

未経験での転職は、収入が下がる可能性が高いです。

転職目的で電験三種取得を目指す方には、事前にこのことを知っておいてほしい。

やっぱりお金は大事、精神的にもゆとりが無いと頑張れないですから。

まとめ

電験三種取得後のメリット5選を紹介しました。

メリット1:資格手当
メリット2:電気的知識が身につく
メリット3:会社での評価アップ
メリット4:電気工事士の筆記試験免除
メリット5:未経験でも転職可能
メリット1~4は、実際取って良かったなと思ったことをまとめました。
メリット5の転職は、今現在も求人も見ながらチャンスがあれば転職したいと思っています。
電験三種の勉強してみようかなって少しでも思っていただけたら幸いです。
 
 

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